タイを代表するラグジュアリーホテルのひとつ「デュシタニが京都にホテルをオープンする!」というニュースを聞いて、オープン前に予約して前のめりで行ってきましたー!タイのホテルの中でも、とくに「タイらしさ」みたいなものを大切にしているイメージのあるデュシタニだけに、京都でどんなホテルを表現するのかがとても楽しみで、行く前からわくわくだった!
世界遺産、西本願寺そばで体現したタイ×京都の美しき融合
実際に行ってみると外観からはタイのホテルっぽさは一切感じない造りで、京都っぽい和の雰囲気満載。それもそのはず、デュシタニ京都がある場所は京都の美観地区、眺望景観保全地域になっているそうで、日本家屋を思わせる瓦やひさしを配したタイ資本のホテルとは思えない外観や小さな看板は、京都の街並みへの最大限の配慮からなんだとか。
エントランスを抜けてロビーに入ると、タイと日本の融合を感じさせる美しい空間が! デザインはアユタヤと京都という、タイと日本を代表するふたつの古都の建築様式から発想を得ているそうで、インテリアデザインにはタイの会社も携わっているのだそう。
ロビーラウンジの目の前には、和風庭園風の大きな中庭も。中庭を囲むように建物があるため、外からはこの中庭も見えず、外観から受ける印象より開放感のある造りになっていましたー!
「デュシタニ京都」のデラックスルーム(スタンダード)
今回宿泊した部屋はデラックスルームのツインタイプ。デュシタニ京都のスタンダードカテゴリーで40㎡のごくごくシンプルなお部屋でした。アメニティーはタイのスパブランド、HARNNのもの。
観光する分にはなんの問題もありませんが、部屋自体はとてもシンプルで可もなく、不可もなく、という印象。わたしは寝る時以外ほぼ部屋にいなかったのでとくに不満もなかったのですが、京都でちょっとラグジュアリーなホテルステイを楽しみたい!とかだったら、上のランクのお部屋を予約した方がいいかなー、という気がします。
「デュシタニ京都」の館内施設
バーやカフェなど、館内の施設はどこも雰囲気があって素敵!
ほかに和食レストランやプールなどもありましたよー。
こちらに泊まるなら、夕食はモダンタイキュイジーヌ「Ayatana」を予約することをおすすめします!
「デュシタニ京都」へのアクセス
京都駅から歩くと10分以上かかるので、荷物がある場合はタクシーで行くのがおすすめ。烏丸中央口側のタクシー乗り場から5分くらいでしたよー。
京都のタクシーの運転手さんに行き先説明するの難しいですよね……
ホテルのオープンから10日ほどしか経っていなかったのもあるのか、タクシーの運転手さんには一度もホテル名は通じませんでした…。それどころか、ホテルから乗ったタクシーの運転手さんにも「あのホテルなんて名前?」と聞かれたほど…泣 しかも、発音が難しすぎるのか、何度「デュシタニ」と言っても聞き取ってもらえなかったし。
じゃあ、なんて言えばホテルに連れて行ってもらえるの?という感じですが、基本、京都の運転手さんは行き先の住所を伝えても「わからない」と言われてしまうので、通りの名前を伝えて上るとか下るとか言わないといけないらしいですよ。。え、よそ者にはハードル高すぎる…。
何度かタクシーに乗って学んだ結果、こちらのホテルの場所は「西洞院通と正面通の交差点の近くにある、小学校跡地のホテルです」と言えばだいたい通じるみたいなので、泊まられる方で京都の土地勘がない方は覚えておくと便利だと思います。
気になる予算は…?
これは泊まる日程にもよるので一概には言えないのですが、今(2023年10月)確認した限りだとスタンダードルームで5万円〜6万円前後かな、という印象でしたー! タイのホテル価格に比べるとお高く感じるけど、インバウンドで沸く今の京都のホテル料金を考えるとそんなものなのかも。
わたしが泊まった時はまだオープンしたてだったからか、オープニング料金みたいなので1部屋34,000円くらいだったかな。さらにオープニングプロモーションでデュシタニの会員は20%オフだったので、今思うとかなりお得に泊まれたと思います。しかもレストランも会員は20%オフだったので、宿泊費とAyatanaでのお食事代をあわせても1人3万円ちょっとでした! 予約した時は宿泊と食事で5〜6万円くらいかな、と思っていたので、太っ腹プロモーションにびっくり。会員になっておいてよかったですw
タイのホテルだけに今後もなんらかのプロモーションでなどはあるかもしれないので、気になる方はとりあえず無料会員に登録して最新情報をチェックしておくのもおすすめですよー。
「デュシタニ京都」の詳細データ
データ内容は変更になることもあるので、必ず行く前にご自身でご確認ください!